障害児の交流をねらいとしたフライングディスク大会のオンライン化の可能性と問題点

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  • ショウガイジ ノ コウリュウ オ ネライ ト シタ フライングディスク タイカイ ノ オンラインカ ノ カノウセイ ト モンダイテン
  • Possibilities and problems of on-line flying disc competition for the interaction of children handicapped

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弘前大学教育学部附属特別支援学校(以下本校)は,障害者スポーツの拠点づくり事業の一環で,平成28年度からフライングディスク交流大会(以下弘大杯)を開催している。さらに令和元~ 2 年度の大会は,ICT機器を活用してオンライン化によるサテライト会場を設置して,特別支援学校に在籍する児童生徒の他県・他校の児童生徒との交流機会を拡大させ,スポーツを通して自己発揮につなげようと試みた。そこで,両年度の弘大杯をふりかえり,オンライン化による交流大会実施の可能性と課題を検討した。その結果オンライン化された弘大杯は,大会参加者だけでなく指導員を含む関係者の障害者スポーツ参加への主体的関与やICT機器活用による広域交流体験の促進といった成果が得られたと考えられた。さらに,大会参加者の障害特性への配慮や新型コロナウィルス感染症の感染防止に伴う活動制限の状況のなかでの障害者スポーツ参加機会の保障にもつながったものと推察された。

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