大学の経営学教育におけるワークショップ型授業の有効性

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タイトル別名
  • Effectivness of a Workshop-Type Class for Business Administration Education in a University
  • ダイガク ノ ケイエイガク キョウイク ニ オケル ワークショップガタ ジュギョウ ノ ユウコウセイ

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抄録

大学の経営学教育においては、物理的な制約や学生の予備知識が不十分であることから講義型の授業が多く行われている。企業の事例を学ぶなど実際の経営と結びついて理解させる工夫も、職務経験のない学生には必ずしも十分に機能していない。一方、企業では、協同しながら問題を自発的に解決して行く能力が社会人基礎力として要求されており、経営学教育においてはこういった能力を高めることも重要だと考えられる。ワークショップ型授業により事例をグループで討議して経営問題について解決策をまとめる作業を実施した結果、課題はあるものの相応の学習効果を認めることができた。このようなワークショップ型授業は、経営学の理論学習と社会人基礎力の橋渡し的な役割を果たすと考えられる。

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