被災自治体の行政機能支援 - 福岡県派遣職員の調査報告 -

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タイトル別名
  • A study of the 2011 mission sent by Fukuoka Prefecture in support of the restoration of administrative functions in a city devastated by the Great East Japan Earthquake
  • ヒサイ ジチタイ ノ ギョウセイ キノウ シエン : フクオカケン ハケン ショクイン ノ チョウサ ホウコク

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抄録

本稿は、東日本大震災の発災直後から平成23年度中に福岡県から被災自治体に行政機能支 援として派遣された行政職員を対象に、平成24年7月に実施した「東日本大震災の被災地に対する行政支援に関する調査」の報告である。本調査は、福岡県立大学人間社会学部の社会調査実習の一環として実施した。 本稿の目的は、東日本大震災の発災後、3月末から12月までの期間に派遣された職員の、被災 地の状況変化に応じた行政機能支援の内容、評価、意見、派遣の効果と問題について、災害の3つのフェーズと仮定できる派遣時期別の連関を探ることである。  調査結果は、被災地の状況変化に応じて行政機能支援の内容、派遣職員の評価や意見は、派遣時期別に変動している。一方、派遣の効果と問題については、派遣時期別の連関より派遣職員の所属(県、市町村)や所属部署との連関が強いといえる。

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