Eu, Npメスバウアー異性体シフトによる2次Douglas-Kroll-Hessハミルトニアンを用いた密度汎関数法のベンチマーク研究

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タイトル別名
  • Benchmark study of DFT with Eu and Np M"ossbauer isomer shifts using second-order Douglas-Kroll-Hess Hamiltonian

抄録

fブロック化合物に対する密度汎関数計算の精度向上を目指し、$^{151}$Eu, $^{237}$Npメスバウアー異性体シフトを指標として、二次Douglas-Kroll-Hess(DKH2)ハミルトニアンを用いて相対論密度汎関数法のベンチマーク研究を行った。純粋な密度汎関数法による電子交換相互作用とHartree-Fockによる厳密な電子交換相互作用の混合パラメータを変えて、メスバウアー異性体シフトの実験値に対する平均二乗誤差を比較した。その結果、$^{151}$Eu, $^{237}$Npメスバウアー異性体シフトに対して、厳密な交換相互作用の割合が、それぞれ30, 60\%のときに、平均二乗誤差が最小になることが明らかになった。

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