青木ヶ原における森林性鳥類の営巣環境

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タイトル別名
  • Nest Sites of Forest Birds in Aokigahara Primitive Forest
  • アオキガハラ ニ オケル シンリンセイ チョウルイ ノ エイソウ カンキョウ

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抄録

森林性鳥類の営巣環境は人間による森林の利用形態によって大きく影響されるため、森林性鳥類の営巣環境を記載することは森林鳥類の生息環境を保全する上での基礎的かつ重要な課題である。本研究では青木ヶ原において繁殖する鳥類の営巣環境と巣における捕食の状況を調査し、15種の鳥類について計103巣とヤマネ4巣について巣のタイプ(自然樹洞、キツツキが開けた穴、枝上、岩上、倒木上、岩壁のいずれか)、営巣高、営巣木の胸高直径、営巣木の樹種、樹洞の長径と短径、捕食の状況を記録した。種によって営巣高は大きく異なっており、その高さは地下6.5mから樹上20mを超えるものまで多様であった。このほかに巣の捕食の状況と鳥類の種間関係について考察を行った。

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