長岡市における産官学連携によるこれまでの起業支援の取り組みと、これからのスタートアップを中心とした起業エコシステムの構築についての検討

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新潟県長岡市では、「NaDeC構想」と「ベンチャー企業育成」による産業基盤づくりを進めている。NaDeC構想とは、長岡市と長岡技術科学大学、長岡造形大学、長岡大学、長岡崇徳大学、長岡高専の各校が人材育成と産業振興で連携していく構想のことで、産官学連携で学生等によるスタートアップの創出と育成に取り組んでいる。本論文では、これから長岡市でスタートアップを中心とした起業エコシステムを構築するにあたり、国内の先端地域である九州地域における資金調達や産学連携によるベンチャー支援の取り組みや、コミュニティ形成からスタートし起業エコシステムへと繋がった福岡市の事例を参考に、これまで長岡市や商工会議所や市内金融機関、市内の大学・高専が連携して進めてきた起業支援の取り組みを振り返りながら、長岡市におけるスタートアップを中心とした起業エコシステム構築に向けての今後の方向性や実現への課題について検討した。

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