変顔表情による「笑わせあい」を考慮したオンラインゲームの提案

説明

リモート環境では対面するよりも表情やボディランゲージなどの非言語による情報が伝わりにくい.そのため,円滑なコミュニケーションが難しく,信頼関係を築きにくいという問題点がある.そこで本研究では,非言語情報の表情の中でも変顔に着目し,変顔表情での笑わせあいによってコミュニケーションを促進するオンラインゲームを設計した.変顔表情を表出して顔を大きく動かすこと,それを見て笑うことをゲーム設計に組み込むことでゲーム参加者の緊張状態の緩和,親密度の向上に繋がると考えた. プレイヤーは相手が思わず笑ってしまう表情をコマンドとしてプログラムに学習させ,その表情を表出することでゲーム操作を行う.本稿では,システム設計と試用結果について述べる.

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