SNSを考慮した学級シミュレーションにおけるいじめ分析
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説明
近年,若者の間でSNSが普及している.それに伴い,SNS上で起こるネットいじめが社会問題となっている.学級集団のモデル化に関する研究は,これまでにも広く行われてきたが,SNSにおけるコミュニケーションが考慮されていない.本研究は,学級集団と学級内のSNSをモデル化しSNSが友人関係に与える影響を分析することで,ネットいじめの防止・解決を目標としている.本稿では,青年期特有の友人グループとグループによるいじめを定義しシミュレーション実験を行った.その結果,SNSを導入することで友人リンク数の平均が増加する一方,いじめ数が増加した.これより,SNSがいじめを助長する可能性があることを確認した.
収録刊行物
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- 第82回全国大会講演論文集
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第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 309-310, 2020-02-20
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047071041792
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- NII論文ID
- 170000182181
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles