自動ピッキングシステムの運用効率化方式の提案と評価

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  • Proposal and its Evaluation of Operation Method in Automatic Picking System

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近年の多品種少量対応の物流では、注文に応じて必要個数の商品を荷揃えするピッキング作業の効率化が重点テーマである。ピッキング作業の正確化、省力化を実現するために、自動ピッキングシステムが指向されてきた。バラもののピッキングについては、一部自動化が進められているものの依然として、人手に頼っているのが実状である。自動化を阻む要因としては、商品の多様化、数量の小口化に伴い、システムのトータル能力を十分に発揮できず、作業効率が低下することがあげられる。本稿では、商品の棚割り付けと注文処理順序を制御することにより、ピッキング装置間の負荷バランスをとり、システムの作業効率を高める運用方式を提案し、その有効性を検証する。

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