文章間の類似度計算システム

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説明

コンピュータが文章や会話の文脈や内容を認識するには、その文章や会話に含まれる単語の一つ一つの意味を把握し、さらに単語間の関係としてある単語とある単語がどの程度の類似性を保持しているかを示すデータが必要となる。しかし、実際に会話や文章に登場する単語間の類似性を算出する場合、そこから文脈や内容を読み取るためには複数の単語セット同士で類似度を判定することになり、そうした場合には類似度計算が単語ペアの総当たりとなるため、計算が煩雑となってしまう。そこで、一般的な文章および会話に用いられる基本的な単語セットに対してあらかじめ類似度を計算し、その計算結果を疑似的な概念ベクトルとみなして容易に類似度を計算するシステムを提案した。

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