手の近づき検知による走行中の車載情報機器操作に伴うディストラクションの低減

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抄録

自動車の走行中における車載情報機器の操作は運転行動以外への意識の振り分けや脇見を生じ、ディストラクション発生の要因となる。本研究では、ドライバーが走行中にカーナビゲーションのメニューをタッチパネルで操作する状況において、画面への手の近づきを検知してGUIのレイアウトを操作しやすい位置に変更することで、操作に伴うディストラクションを低減するユーザインタフェースについて提案する。ドライビングシミュレーターを用いて走行中の操作に伴うディストラクション量を評価した結果、提案手法により操作時間を従来に比べ28%削減できることを確認した。

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