拡張現実のための推定深度に基づくリアルタイム背景除去手法の検討
Abstract
仮想空間技術の一つに拡張現実(Augmented Reality,AR)があり,カメラと携帯端末を用いた視覚的なアプリケーションとして,撮影された現実の映像にさまざまな情報を重畳表示する仕組みが提案されている.一方,視覚的な AR アプリケーションとしては,撮影端末から距離の近い物体以外を背景として映像から除去し,任意の背景に置き換えた映像をリアルタイムに表示することなども考えられる.付近に実在する物体に対して任意の背景を適用することで,エンターテインメント性や臨場感の高い映像体験を利用者に提供できる.本研究ではスマートフォンやタブレット端末を想定し,カメラで投影されるリアルタイムの映像から背景を除去する手法を検討する.映像内の除去対象の決定には深度推定と画像処理を用い,あらかじめ設定した閾値よりも高い推定深度の領域に対し画像処理を用い,検出された領域を背景として除去する.
Journal
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- 第29回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集
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第29回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 278-280, 2021-10-18
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047087446656
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- NII Article ID
- 170000185681
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00213291/
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- conference paper
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles