PDEの考え方を用いた暗号化ファイルシステムの検討
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抄録
プライバシーに関わるデータの保護は重要である.機密情報の存在の否定を可能にする PDE (Plausibly Deniable Encryption)が提案されており,囮の鍵を開示することで鍵の開示の強要から保護する.この考え方に基づいた暗号化ファイルシステムを考える.実行時に主記憶装置が攻撃されることは一般には想定されていないが,クラウドでの利用や仮想化技術の広まりによって今や検討すべき課題となった.信頼できる実行環境(TEE: Trusted Execution Environment)を用いPDEの考え方に基づく暗号化分散ファイルシステムについて実現可能なシステム構成を検討し,本提案の性能面について基礎的な評価を行った.
収録刊行物
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- 第82回全国大会講演論文集
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第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 225-226, 2020-02-20
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047088724992
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- NII論文ID
- 170000182583
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00205418/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles