CUDAによる並行処理のためのデータ転送のスケジューリング手法の提案
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抄録
近年,情報技術の発展とともに大きな計算能力が要求される中で,大量のプロセッサが搭載されたGPUを汎用計算に用いるGPGPUが注目を集めている.NVIDIA社のGPUのアーキテクチャCUDAでは,CとC++に対してAPIを提供しており,従来に比べ容易なGPGPUプログラミングを可能にしている.GPUにおける複数のタスク実行においてCPU - GPU間のデータ転送と計算を並行することで高速化を図ることができる.しかし,その効果は命令の依存関係と発行順序に依存し,GPGPUアプリケーション開発を難しくしている.本研究ではCUDAでの複数タスク並行におけるデータ転送のスケジューリング手法の提案を行い,GPGPUアプリケーションの開発の簡易化を図る.
収録刊行物
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- 第79回全国大会講演論文集
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第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 57-58, 2017-03-16
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047089648000
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- NII論文ID
- 170000174280
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00180437/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles