CPUエミュレータを利用した実行コード解析システムの提案
Description
サイバー攻撃の対象が広がり,様々なアーキテクチャのマルウェアや実行コードを解析することが必要となっている.しかし,x 86 以外のアーキテクチャを対象として解析を行う環境は十分に整っていない.このことから,解析者に高い技術力が求められる.本稿では,CPU エミュレーションライブラリである Unicorn を利用して,対話的に実行コードの解析を行うシステムを提案する.CPU エミュレータの利用により,1 つの計算機上で複数のアーキテクチャの実行コードを解析できる.さらに,利用者の使い慣れている Web ブラウザ上に提案システムを操作するインタフェースを実現し,解析者に求められる解析のハードルを下げる.
Journal
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- コンピュータセキュリティシンポジウム2016論文集
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コンピュータセキュリティシンポジウム2016論文集 2016 (2), 668-675, 2016-10-04
情報処理学会
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047089696000
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- NII Article ID
- 170000173750
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- conference paper
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles