離散一般化ベータ分布を仮定した研究分野マッピングの導出

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抄録

本研究は、エビデンスベースの研究開発戦略や政策立案に必要なツールとして、科研費の分野分類とトムソン・ロイター社の論文データベースWeb of Science (WoS)の分野カテゴリのマッピングテーブルを構築する。マッピングテーブルは、科研費とWoSのデータベースを利用して共通要素である論文をカウントして作成した研究分野の対応関係を示す分割表に対し、ランク順分布の一つである離散一般化ベータ分布を非線形最小二乗法で当てはめて観測値から理論値を導出して作成する。本報では、この非線形最小二乗法の適用で解を得るために重要なパラメータ初期値の与え方と解法との関係について実際のデータ処理を通して考察した結果を示す。

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