ブロックストレージとの組み合わせによるメモリストレージ容量拡張手法

抄録

フラッシュメモリよりも記憶デバイスとしての性能が遙かに高いMRAM,PCM (phase change memory),ReRAMといった次世代不揮発性メモリ(NVメモリ)の実用化が進んでおり,これらのメモリを用いたSSDの研究開発も行われている.NVメモリのなかでもMRAMは,DRAMに相当する性能と耐久性を持つという点で優れているが,集積度では劣っているため,ストレージの主体デバイスとしての用途は,現状では考えにくい.そこで,大容量のブロックストレージと組み合わせ,MRAMの容量を仮想的に拡張して用いることで,その高速性と不揮発性を活かす手法を提案する.提案手法は,Linuxカーネルに実装した.実験結果から,従来手法よりも低コストなアクセスを実現できることがわかった.

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  • CRID
    1050574047096446080
  • NII論文ID
    170000087675
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00106943/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    conference paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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