ブロックストレージとの組み合わせによるメモリストレージ容量拡張手法
抄録
フラッシュメモリよりも記憶デバイスとしての性能が遙かに高いMRAM,PCM (phase change memory),ReRAMといった次世代不揮発性メモリ(NVメモリ)の実用化が進んでおり,これらのメモリを用いたSSDの研究開発も行われている.NVメモリのなかでもMRAMは,DRAMに相当する性能と耐久性を持つという点で優れているが,集積度では劣っているため,ストレージの主体デバイスとしての用途は,現状では考えにくい.そこで,大容量のブロックストレージと組み合わせ,MRAMの容量を仮想的に拡張して用いることで,その高速性と不揮発性を活かす手法を提案する.提案手法は,Linuxカーネルに実装した.実験結果から,従来手法よりも低コストなアクセスを実現できることがわかった.
収録刊行物
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- コンピュータシステム・シンポジウム論文集
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コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2014 63-70, 2014-11-12
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047096446080
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- NII論文ID
- 170000087675
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00106943/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles