クラスタツリー無線センサネットワークのための適応的同期制御による低遅延化方式

書誌事項

タイトル別名
  • センサネットワーク

抄録

無線センサネットワークにおいて,低消費電力化は重要な課題である.また,防犯・防災など,アプリケーションによっては低遅延,高配信率化も同じく重要である.無線センサネットワーク向けの標準通信プロトコルであるIEEE 802.15.4 のビーコンモードでは,低消費電力化を達成するためにビーコンという同期信号と,BO, SO というDuty Cycle に関するパラメータを用い,同期とスリープ制御を行なっている.このビーコンによる同期のタイミングと,Duty Cycle によって,電力,遅延,配信率に関する性能は大きく影響を受ける.本稿では,IEEE 802.15.4ビーコンモードにおいて,トポロジに応じた適切なクラスタリングと,アクティブ期間のスケジューリングを行うことにより,低消費電力,低遅延,高配信率を実現する方式を提案する.シミュレーションによる性能評価を行い,提案方式の有効性を示す.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050574047096882816
  • NII論文ID
    170000079789
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00097122/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    conference paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ