牧羊犬の視野制限による群れ誘導への影響
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説明
少数の誘導員により大多数の構成員を制御する効率を向上させるため、羊の群れを誘導する役割を古来より担ってきた牧羊犬の行動解析が進められている。本研究では牧羊犬に視野を導入し認識できる羊を制限することで群れ誘導にどのような影響を与えるのかについて検証した。先行研究の2つの誘導手法を基に、牧羊犬に視野を導入した新たなモデルをそれぞれ作成してシミュレーション実験により比較した。実験結果より視野を導入することで群れ全体ではなく目の前の羊の誘導に従事するため、群れが散らばっている状態でも多くの羊を誘導することが示された。また、誘導手法によっては視野の導入により、より高い誘導パフォーマンスが得られた。
収録刊行物
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- 第83回全国大会講演論文集
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第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 187-188, 2021-03-04
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047104493696
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- NII論文ID
- 170000187353
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles