動的アップデートのための組み込み用仮想マシン
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説明
WSNにおける既存の研究では、マルチスレッドで共有リソースを利用する場合、アプリケーション側で排他制御を行う必要があるため共有リソースの安全は保証されない。これに対し先行研究では、排他制御をOSが行うことで安全を保証するR2OSを提案した。しかし、R2OSではメモリ操作が可能なため、安全に実行する仕組みが必要である。本論文では、OS上で動作するアプリケーションとメモリ操作を分離するための仮想マシンを提案する。仮想マシンは、R2OSが備える機能と設計思想をサポートすることで共有リソースの安全性を担保する。また、動的アップデートを可能にし、仮想マシンのプログラムを記述するだけで実装が可能となる。
収録刊行物
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- 第83回全国大会講演論文集
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第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 89-90, 2021-03-04
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047104499712
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- NII論文ID
- 170000187401
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles