行動データに基づいたオフィスワーカの心理的指標の分析に向けて
抄録
近年,多くの組織においてメンタルヘルス状況を認識し,改善するための取り組みが重要視されている.特にオフィスワーカは,多くのストレッサーに影響を受けており,心身の疲弊が社会問題にもなっている.心理状況を改善するためには,原因を明らかにする必要がある.本稿では,リストバンド型端末とスマートフォンを用いて,センサ,行動,アンケートによる心理指標のデータを,約 100 名の知識労働を行う会社員が 14 日間実験に参加し,約 1400 日分収集した.行動,センサ,天気などのデータからオフィスワーカの 6 種類の心理指標の予測を行った.特に,行動(業務内容や業務環境)と心理指標との相関を分析した.その結果,22 項目の心理指標の予測において 17 項目が 80% の以上の精度で予測することができた.また,気分と心理状況との相関について明らかにすることで心理状態向上のための業務改善に貢献する知見を得た.
収録刊行物
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- マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2021論文集
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マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2021論文集 2021 (1), 1141-1148, 2021-06-23
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047104681088
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- NII論文ID
- 170000185364
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00212951/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles