物流倉庫における商品配置変更による出荷ピッキング業務効率化
Search this article
Description
近年、物流量の増加や人手不足のため、物流倉庫では業務効率化が課題となっている。従来、業務の大きな割合を占める出荷ピッキング作業では出荷頻度分析にもとづいて売れ筋商品を出荷口近くに配置することで移動距離を短縮し、作業時間削減を図っていた。ところが、実際の作業時間は移動距離だけでなく、作業員の棚への集中度合いなどの要因の影響を受けるため、十分な最適化が出来ていなかった。そこで、これらの要因を反映した作業時間予測モデル、および売れ筋品と非売れ筋品を交互に移動させる効率的な探索手法を用いて商品配置最適化を行った。本手法を用いて商品配置変更を行った結果、最大16%の出荷ピッキング作業時間削減を達成した。
Journal
-
- 第81回全国大会講演論文集
-
第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 169-170, 2019-02-28
情報処理学会
- Tweet
Keywords
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1050574047106191488
-
- NII Article ID
- 170000179290
-
- NII Book ID
- AN00349328
-
- Text Lang
- ja
-
- Article Type
- conference paper
-
- Data Source
-
- IRDB
- CiNii Articles