物流倉庫における商品配置変更による出荷ピッキング業務効率化

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近年、物流量の増加や人手不足のため、物流倉庫では業務効率化が課題となっている。従来、業務の大きな割合を占める出荷ピッキング作業では出荷頻度分析にもとづいて売れ筋商品を出荷口近くに配置することで移動距離を短縮し、作業時間削減を図っていた。ところが、実際の作業時間は移動距離だけでなく、作業員の棚への集中度合いなどの要因の影響を受けるため、十分な最適化が出来ていなかった。そこで、これらの要因を反映した作業時間予測モデル、および売れ筋品と非売れ筋品を交互に移動させる効率的な探索手法を用いて商品配置最適化を行った。本手法を用いて商品配置変更を行った結果、最大16%の出荷ピッキング作業時間削減を達成した。

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