コンテナ技術を用いたサービスごとに隔離された環境を持つWebブラウザ
説明
我々は日々 Web ブラウザで様々なサービスを利用し,様々な情報を送受信する.しかし,あるサービスで入手したデータを誤って別のサービスに送信する危険性がある.本研究では,利用するサービスごとに隔離された環境をもつ Web ブラウザを実装する.この Web ブラウザの特徴は,Web サービスごとに,環境が隔離され,ブラウジングに伴い環境が自動的に切り替わることである.これにより,ユーザはあるサービスで取得した情報を誤って別のサービスに送信することを防ぐ事ができる.これらの機能を実現するために本研究では,隔離された環境を Docker のコンテナとして実装し,各コンテナで Web ブラウザを実行する.そして,コンテナで動作している複数の Web ブラウザを協調動作させる.これにより,ユーザは複数のブラウザを 1 つのブラウザを使っているかのように扱うことができる.
収録刊行物
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- コンピュータシステム・シンポジウム論文集
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コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2018 37-46, 2018-11-22
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047106269568
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- NII論文ID
- 170000178699
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN