相対的な位置情報を用いた協力型クイズゲームシステム“WestEastGO”の開発
抄録
近年,スマートフォンにおいて位置情報を利用したアプリケーションへの注目が集まっている.現実世界で実際に移動することがアプリケーション内の処理に反映されることから,若者だけでなく健康志向の年長者まで広く受け入れられている.しかし,既存のアプリケーションの中には複数人がリアルタイムでインタラクティブな関係を持ちながら運用するシステムは少ない.そこで本研究では位置情報の比較により相対的な位置・方角を算出し,2人で同時に利用するインタラクティブ性を考慮した協力型ゲームシステム「WestEastGO」を開発した.文字を並べるクイズゲームをベースにしたシステムであり,2人の相対的な位置関係を文字の順序に対応させるものである.本研究の目的は,位置情報を共有し,インタラクティブに協力する要素を加えることによりエンターテイメント性の向上を図ることである.本システムを利用し,位置情報を使う2人協力プレイの実験と1人プレイの実験,および位置情報を使わない実験を行い,実験の結果を比較した.その結果,位置情報を使う2人協力プレイが1人プレイや位置情報を使わないゲームよりも評価が高い部分があることが分かった.
収録刊行物
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- マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集
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マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集 2017 598-605, 2017-06-21
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047106414208
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- NII論文ID
- 170000177868
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00190001/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles