二次元格子モデルによる工場立地と閉鎖のシミュレーション

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抄録

都市において、工場の分布がどのように変化してきたのかについて、歴史的経済事実の影響を考慮した格子モデルにより解析を行った。工場の分布については、その立地と閉鎖のプロセスが異なっていると考えられている。立地の際は既存工場の近隣に新設されることが多いが、閉鎖の際は、工場が密集している箇所であるか否かに関わらず、廃業することが多いという違いがあげられる。このようなプロセスの違いが、工場の分布に影響を与えていると考えられる。そこで、本研究ではこれらを考慮した格子確率モデルを用い、シミュレーションによる解析を行った。加えて、シミュレーションによる分布と実際の姫路市南部の工場分布との比較を行い、工場分布の形成メカニズムを解明する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050574047108260224
  • NII論文ID
    170000163128
  • NII書誌ID
    AN00349328
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00161657/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    conference paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles
    • KAKEN

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