バースマークを用いたソフトウェア拡張開発での流用度合いの測定
書誌事項
- タイトル別名
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- Measurement of Program Reuse-ratio in Enhancement Projects using Software Birthmarks
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説明
本稿では,既存システムの改造,また,既存システムへの機能追加を行うプロジェクトにおいて,モジュールの流用の度合いを測定する一手法を示す.この度合いを測定することで,テスト工数をモジュールごとに配分する基準を与えることができる.また,開発を外部委託したとき,依頼したモジュール以外に修正が行われていないかを確認することができる.その測定のために,本稿では,バースマークと呼ばれる,プログラム(モジュール)の実行に不可欠な部分をそのプログラムの特徴として抽出し,それを手掛かりにプログラムを比較する技術を用いる.対象プロジェクトとして,オープンソースで開発されているApache Strutsを選択し,バージョン1.0.2, 1.1, 1.2.2, 1.2.4, 1.2.7, 1.3.8, 1.3.9間をバースマークを用いて比較した.その結果,各バージョン間で流用の度合いの大小をバースマークにより相対的に測定できることを確認した.
収録刊行物
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- 全国大会講演論文集
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全国大会講演論文集 第70回 (リーディングプロジェクト e-society), 399-400, 2008-03-13
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047110116352
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB