標準的演奏データを用い個性を考慮したピアノ曲の自動演奏
書誌事項
- タイトル別名
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- Computer Performance in Piano Music with Normative Performance Data and Individuality of Musician
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説明
電子楽器同士をつなぐMIDI規格と様々な音楽ソフトを用いることにより、計算機で比較的容易に曲の演奏や作曲ができるようになった。しかし、楽譜通りのデータを入力しても計算機は正確な演奏を行うだけで、人間らしい情緒ある演奏は期待できない。計算機による人間らしい情緒ある演奏を実現するための演奏ルールを用いた自動演奏システムについて多く提案されている。玉城らは楽譜上の演奏記号や楽曲構造などに対しての演奏の特徴絞り込み説明変数を求め、実際の演奏を従属変数にし重回帰分析を用いて演奏ルールを抽出するシステムを提案している。しかし、人間らしさの重要な要素と考えられる奏者の個性に着目した自動演奏の研究は未だ十分になされていない。本研究の目的は、奏者の個性を考慮に入れた自動演奏システムの構築である。本報告では、標準的な演奏ルールを抽出するために複数の演奏データから標準的演奏データを求める方法を提案する。
収録刊行物
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- 全国大会講演論文集
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全国大会講演論文集 第51回 (人工知能と認知科学), 13-14, 1995-09-20
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047111296128
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB