周期的プロンプト(メトロノーム信号)に対するスイッチ押下特性について

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  • A study of human response to periodic (metronome) signals

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スイッチなどの押下入力要求信号(単発のプロンプト信号)に対して被験者がスイッチを押すまでの、いくわゆる反応時間については古くから調べられている。ところで近年、電害楽器の普及にともない、楽器の一部にスイッチが多用されるようになってきた。楽器演奏の場合、人間はあらかじめスイッチを押すタイミング(拍点)と、実際に楽器から音が出るまでの遅延時闘を充分知つた上でスイッチ押下の動作をしていると考えられる。本研究はこのような条件の最も基礎的な場合として、一定周期でスイッチ入力が要求される、すなわち、周期的プロンプト(以下プロンプト信号とも言う)が与えられた状況下での、人間の動特性を調べ、プロンプト信号の形態と人間との相性を探ろうという主旨で行っているものである。最終的にはこれらの知見を、計算機音楽や計算機支援の楽器演奏訓練システムヘと応用することを考えている。

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