アニメ制作過程における画素対応を用いた作画ミス検出

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説明

アニメ制作においてはミスの発見・修正を行うために膨大な量のアニメーション画像を精査しなければならず大きな負担となっている。そこで精査するべき画像の枚数を減らして負担を軽減する必要がある。本論文ではアニメーション画像の連続性を利用して、色の塗りミスを検出することを目標としている。まず連続するフレーム同士で画素ごとに意味的な対応を取る。片方の画像に色の塗りミス箇所がある場合対応関係がうまく取れない箇所が出てくる。そのため、対応関係がうまく取れない場合を異常画像とする。本手法を用いることで、さまざまな種類の色の塗りミスの検出をすることに成功した。

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