BGPsecの評価に向けた実験用エミュレーションプラットフォームSQUABの改良
抄録
BGPsec はインターネットの屋台骨として知られる Border Gateway Protocol (BGP) に,電子署名を導入することでインターネット経路情報の正当性を確保するプロトコルである.BGPsec の実験評価は十分に進んでいないことから,著者らは近年に汎用的な BGP 拡張プロトコルの評価用プラットフォームとして SQUAB (Scalable QUagga-based Automated configuration on Bgp, AINA 2021) を提案した.しかし,SQUAB の既存機能ではネットワークトポロジの記述及び経路収束の確認をユーザが手動で行わなければならないことから,大規模なネットワークの実験には不向きであった.本稿では,SQUAB に RIPE RIS で公開されている AS トポロジ情報から該当ネットワークを定義するファイルを自動で生成する機能を新たに導入する.また,ルータ間の通信データを取得する機能もあわせて導入する.BGP ルータのみのネットワークと BGPsec 混在ネットワークの比較実験においては,経路選択に違いが見られた一方で,収束時間には有意な差が見られないことが明らかになった.
収録刊行物
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- マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2021論文集
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マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2021論文集 2021 (1), 629-636, 2021-06-23
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047121629056
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- NII論文ID
- 170000185438
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00212877/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles