デュアルOSと仮想化DVFSによるミックスドクリティカルシステムの消費エネルギー最小化

抄録

ミックスドクリティカルシステムのソフトウェアを効率的に開発するため,リアルタイム OS と汎用 OS の両方を利用するデュアル OS プラットフォームが提案されている.しかしながら,そのエネルギー最小化はほとんど検討されていない.本研究では各 OS による独立した省エネルギー制御を実現する仮想化 DVFS,および最悪実行時間と平均実行時間の差を活用する軽量な DVFS アルゴリズムを提案し,デュアル OS プラットフォームの消費エネルギーを効果的に削減する.市販のマイコンボードを用いた評価実験により,信頼系のリアルタイム応答を保証しながらシステム全体の消費エネルギーを 40% 以上削減できることを示した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050574047121654656
  • NII論文ID
    170000185152
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00212514/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    conference paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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