拡張現実を利用した絵本読み聞かせシステムの構築

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本研究では,拡張現実感(Augmented Reality:AR)技術を用いた仮想立体絵本に注目し,既存のものに新たなシステムを取り入れることで改善を目指した. 従来の仮想立体絵本は,絵本の各ページをカメラで読み込むことで,3Dモデルの表示をディスプレイ上に行うものである.今回は更に読み手が絵本に親しめるようなシステムを追求し,子供が一人で絵本を読めるような読み聞かせ音の再生と,読み手の顔を認識して,絵本への集中度を判定する機能の追加をした.更に,集中できていなければ呼びかけ音を再生し,再び絵本に集中できるように促す.ARシステムと絵本作製を水村,顔認識と音声の機能を祝儀園が担当した. 今回は予備研究のため,大学生数名に協力をしてもらい,システムが正常に機能するかの検証実験を行った.

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