拡張現実感を利用したホログラム撮影方法体感学習ツールの開発 ~光量を考慮した光学系構築の学習~

この論文をさがす

説明

我々は拡張現実感技術を用いて,卓上で手を動かしながら実験を体<br />感するシステムを提案している.このシステムを用いて,学習者に<br />対して仮想的に光学系を構築させることで,ホログラム撮影の基礎<br />を体感的に学習できるツールを開発する.以前のツールは,光学系<br />構築における素子の配置を教えるものであった.しかし,実際のホ<br />ログラム撮影では,感光材料を露光し干渉縞を記録するため,感光<br />材料上の露光量の調整が重要となってくる.そこで今回の報告では<br />,パワーメータによる露光量測定の機能を実装することで,レーザ<br />光強度を測定できるようにした.これにより,光量を考慮した光学<br />系構築を可能とし,学習効果の向上を図った.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ