軽量な動き予測を用いたDistributed video coding に関する研究
この論文をさがす
抄録
近年、圧縮処理の計算量が少ない動画像符号化方式として圧縮時に動き予測を行わないDistributed video coding(DVC)が研究されている。しかし、従来のDVCは圧縮時に適切な符号量を決定できず、ビットリクエストを使用しているために、符号化器と復号器がリアルタイムで同期動作しているものが多い。本研究では圧縮時に軽量な動き予測を用い、そこで得た動きベクトルなどの情報から圧縮時に適切な符号量を推定するとともに、フレーム間の差分をとることによってデータ量を削減する方法を提案する。その結果、本手法は従来の手法より高いレート-歪み特性を有し、圧縮時のレート予測についても良好な性能を有することを示す。
収録刊行物
-
- 第73回全国大会講演論文集
-
第73回全国大会講演論文集 2011 (1), 453-454, 2011-03-02
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050574047130526848
-
- NII論文ID
- 170000088777
-
- NII書誌ID
- AN00349328
-
- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00108614/
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- conference paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- CiNii Articles