The 2nd report : Results of Fieldwork in a Mountainous Area : From Student' Report Analysis

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  • 中山間地域におけるフィールドワークの取り組みの成果(第2報)学生のレポート分析より
  • ナカヤマ カン チイキ ニ オケル フィールドワーク ノ トリクミ ノ セイカ(ダイ2ホウ)ガクセイ ノ レポート ブンセキ ヨリ

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Abstract

本研究の目的は、中山間地域におけるフィールドワークの取り組みによって学生が考える身につけた力と、学生が捉えた公衆衛生看護に必要な視点の内容を明らかにすることである。対象者はX短期大学の学生21名とし、学びを記述したレポートからコードを抽出し、質的帰納的に分析した。その結果、学生が身につけた力では、【地域特性を生かした支援を考える力】、【先を見通し広い視野で考える力】、【人とつながり協働する力】、【保健師活動の前提となる力】等の7つのカテゴリーが抽出された。また、公衆衛生看護に必要な視点では、【現場に足を運び地域を捉える】、【地区組織活動の役割を理解して協働する】、【住民のもつ力を引き出し側面から支える】、【信頼に基づくつながりをつくる】等の7つのカテゴリーが抽出された。このことから、フィールドワークでの経験は、今後の公衆衛生看護への理解の深まりと保健師としての力量形成につながる基礎的な力を身につける第1歩になったと考える。

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