樹木公園・展示館における利用者の傾向、意識および評価ならびに今後の管理運営のあり方について
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説明
一般公共用施設として開放している樹木公園および展示館の利用者の傾向、意識および評価に関するアンケート調査を行い、今後の管理運営のあり方について検討した。調査結果から、3人に1人が樹木公園を頻繁に利用し8割強が再び利用したいとしていること、3人に1人が金沢市から、7割が半径14km圏内から来園していること、また、展示館を学びの場として家族または1人で、樹木公園を自然とのふれあいやレクリエーションの場として友人や仲間とで利用していることがわかった。さらに、樹木公園を自然が豊かで美しく樹木や芝生の手入れが良いなど高く評価する声を得た一方、利用者の層に応じかつ障碍者に配慮した施設の整備、園内マップなど案内の充実を要望する声も多くあった。今後は、関係施設や関係団体と連携し幅広く施設を利用してもらうとの発想も取り入れ、管理運営に努めることが必要と考える。
収録刊行物
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- 石川県農林総合研究センター林業試験場研究報告
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石川県農林総合研究センター林業試験場研究報告 (51), 37-51, 2020-03
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050574666168754560
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- ISSN
- 03888150
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB