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- 養鶏場における消毒資材の選択と利用のポイント
- ヨウケイジョウ ニ オケル ショウドク シザイ ノ センタク ト リヨウ ノ ポイント
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Description
さまざまな消毒資材が市販されている。それぞれの特性を生かせるよう,実際の利用現場や季節を考慮し,効果がある使用法で用いることが重要である。特に,寒い時期や有機物が多量に存在するような環境下では,本来の効果を発揮できないことがある。また,消石灰などを粉で利用する場合,不活化に要する作用時間は数時間かかるので,数秒間の踏み込み消毒槽や石灰帯を通過させる車両消毒には効果がないことを理解しておく必要がある。消毒のみに頼らず長靴交換や衣服の交換は,バイオセキュリティ強化に重要である。逆性石けんは,低温下や有機物の混入で効果が低下し,エンベロープの無いウイルスに対しては効果がないが,強アルカリにすることで相乗効果として,低温下や有機物存在下でも効果を維持・増強でき,強アルカリがエンベロープの無いウイルスを不活化する。衣類なども洗濯の前に消毒液に漬け置きすることが重要である。
Journal
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- 鶏病研究会報
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鶏病研究会報 56 11-18, 2020-10
つくば : 鶏病研究会
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050575108419621760
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- NII Article ID
- 40022416638
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- NII Book ID
- AN0007252X
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- ISSN
- 0285709X
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- NDL BIB ID
- 030773231
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles