クリティカルの基準変更による動的スケジューリングアルゴリズムの性能変化の分析

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抄録

近年,組み込みリアルタイムシステムにおいてマルチプロセッサ技術の利用が一般化しているが,最適なスケジューリング方法は確立されていない.本研究では,CPU利用率が高いという観点からEDFに着目する.EDFを基にしたアルゴリズムの一つであるEDCLはスケジューラの起動頻度は抑えられているが,スケジュール成功率が低いという問題点がある.そこで,EDCLのタスクの優先度判定方法であるクリティカルの基準を6つのパターンに変更し,スケジュール成功率を比較することで適当なクリティカルの基準について分析することを目的とする.

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