障害を有する青年のトランジション保障と職業教育のあり方 (特集 権利としての職業教育)

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タイトル別名
  • 障害を有する青年のトランジション保障と職業教育のあり方
  • ショウガイ オ ユウスル セイネン ノ トランジション ホショウ ト ショクギ
  • Making a Successful Transition from School to Work and Adult Life for Youth With Disabilities-How to Provide Vocational Education and Guidance

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抄録

訪問教育の高等部段階での試行実施も1997年度より開始されて,障害児の「高等部希望者全入」の時代が到来しつつある.つぎなる課題は,学校から杜会への移行保障である. OECD/CERIは, トランジションを①自立と自律,②生産的活動,③社交関係・地域参加・レクリエーションと余暇活動,④家庭での役割履行という4領域で「大人になること」と同義に幅広くトータルにとらえ, 14・1 5歳から 20歳台半ばにおける持続的な成長•発達過程であるとみなしている.職業教育はトランジション保障の一環に位置づけられるべきであり,これまでに提起してきた青年期教育を創造する課題と重複する. とりわけ自已概念の深化など発達的視点を確立して,障害を有する青年自身が職業を含む自らの生き方を選びとるような進路指導と相補的になされることが肝要であろう.

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