マクロ回転によるルービック・キューブ完成術

書誌事項

タイトル別名
  • Rubik Cube Curing with Macro Rotations

抄録

2018年夏のプロシンの「今そこにあるルービックキューブを解くツール」に触発され, 私流の「ルービック・キューブの完成法を指示する」プログラムについて話したい. キューブの現状はキーボードから指定順に小体の面の色を入力する. 入力状態から完成形へ戻すには, 表題に示す「マクロ回転」だけを使う. 完成形へ戻す手順は, 島内「ルービック・キューブ免許皆伝」にある単純な位置関係の小体に関る基本的な ●同一面内の3個の2面体の循環 ●同一面内の3個の3面体の循環 ●相隣る2個の2面体の転向 ●相隣る2個の3面体の転向 の4種だけを「回転のマクロ」として用いて, 小体の位置を動かし, 次に向きを合わせる. 完成への指示は, 使ったマクロに対応する単位操作の列を表示して行う. 長所はプログラムが簡単なこと, 短所は単位操作の手順がかなり長い(約350手〜450手 分散は大きい)ことである. 従って計算機のシミュレーションを眺めるのは楽しいが, 人手で実行する気はあまりしない.

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