転職した経営管理者のキャリアと現状に関する調査研究

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  • テンショク シタ ケイエイ カンリシャ ノ キャリア ト ゲンジョウ ニ カンスル チョウサ ケンキュウ

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抄録

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「転職」というと、若年層のそれが良く議論される。確かに統計を見ると、年齢が高くなると転職率は低下している。しかし、少し細かく見ると50歳代後半から60歳代前半にかけて、転職率は再び高まっていることに気づく。定年前から始まる人材移動があるからである。そのような中高年者の転職者の中には、経営管理者が少なくない(永野2007a)。 ここで「経営管理者」とは、元々は部下を率いて仕事を進めていく役割の人のことである。しかし、資格と役職の分離が行われている企業では、そのような役割は担っていないが経営管理者と同等と見なされている人もいる。本稿では、経営管理者をこの両者の総称として用いる。 ともあれ一般に、年齢が高い人の方が、またスペシャリストより経営管理者のようなジェネラリストの方が、求人が少ないので転職が困難である。

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