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- ハギワラ オトヒコ ノ ジンブツゾウ フタリ ノ オンナ オ メグッテ
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萩原乙彦はほぼ忘れられた幕末明治期の戯作者・俳人だが、乙彦の仕事は幕末明治期の知識人の様態を考える上で、興味深い問題を孕んでいる。今後における乙彦研究の方向性については、拙稿「萩原乙彦研究序説」に略説したので、本稿では、乙彦についてこれまで語られてきたことを再検証しながら、その人物像を素描しておくこととしたい。 乙彦研究においては、俗謡研究・俳諧研究の場面ではそれなりに言説が蓄積されてきている。しかし、幕末期の戯作者として、また、明治初期の新聞記者・啓蒙書編纂者としての側面はあまり顧みられていない。ここでは、そのように分断されている乙彦の仕事全体を見通す前提として、まず乙彦の人物像・人間像に焦点を絞ってみたいと思う。
Journal
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- 文芸研究
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文芸研究 113 1-22, 2011-02-26
明治大学文芸研究会
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050576059524587648
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- NII Article ID
- 120005257909
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- NII Book ID
- AN00222101
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- ISSN
- 03895882
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- HANDLE
- 10291/13940
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- NDL BIB ID
- 11043358
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles