1984年の「ゴールデン・テンプル」襲撃と在英シク・コミュニティ -多民族都市レスターの事例から-

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  • 1984ネン ノ 「 ゴールデン ・ テンプル 」 シュウゲキ ト ザイエイシク ・ コミュニティ : タミンゾク トシ レスター ノ ジレイ カラ

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抄録

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1984年6月,インド中央政府軍がパンジャーブ地方のアムリトサルにあるシク寺院「ゴールデン・テンプル」を襲撃し,数多くの死傷者を出した。その後,シクによるヒンドゥーへの報復活動や暴動がインド各地で発生した。さらに,同年10月には,当時のインド首相インディラ・ガンディーがシクによって暗殺され,その報復活動のなかで数多くのシクが殺害され。そして,これら一連の政治的大惨事による影響は,インド圏内だけでなく,イギリ,カナダ,アメリカ合衆国などのインド、系移民コミュニティの世界にまで及んでいたのである。本稿は,この移民コミュニティへの影響を問題とする。

収録刊行物

  • 駿台史學

    駿台史學 148 19-48, 2013-03-26

    駿台史学会

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