The influence of room purpose and structure on seat choice : focusing on the type of situation and the position of the doorway

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  • 部屋の用途や構造が座席選択行動に与える影響 : 場面の種類と出入口の位置に着目して
  • ヘヤ ノ ヨウト ヤ コウゾウ ガ ザセキ センタク コウドウ ニ アタエル エイキョウ : バメン ノ シュルイ ト デイリグチ ノ イチ ニ チャクモク シテ

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Abstract

本研究では、友人などの他者と一緒にいる状況ではなく自分一人でいる状況ですべての座席が空席であることを想定した場面を設定し、出入口の位置と教卓の有無を操作したうえで、座席選択の志向性が、出入口の位置と教卓の有無によって異なるか否か、また、座席選択の志向性とパーソナリティとの関連について、182名の協力者のもと、Web調査を行った。調査の結果、出入口の影響がある群の人数は教室よりも自習室の方が多く、出入口の影響がない群は自習室よりも教室の方が多かった。また、教室においては、出入口の影響なし群よりも出入口の影響あり群の方が、神経症傾向、視線による不安・恐怖が高い傾向にあることが示された。座席選択行動が、出入口の位置や教卓の有無といった部屋のつくりや用途の違いによって影響を受けること、その影響の度合いが選択者のパーソナリティによって異なる可能性が示唆された。

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