摂食障害からの回復に関するスコーピングレビュー:回復の定義, 回復促進要因, 回復過程に注目して

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  • A Scoping Review of Studies on Recovery from Eating Disorders: the Definition of Recovery, Factors Promoting Recovery, and the Process of Recovery

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抄録

摂食障害は,食や体重への強いこだわりから不食や過食を繰り返す難治性の疾患である。低体重の場合は体重を回復させることが治療の第一目標となるが,摂食障害からの回復は体重という身体面だけからではなく,精神面・社会面からも多角的に考慮される必要がある。しかし,摂食障害からの回復に関して多角的な検討を行った研究は少なく,特に日本において,そうした文献は限られている。そこで,本研究では,海外で行われた摂食障害の回復に関する研究を概観し,摂食障害からの回復の定義,回復に関与する要因,回復過程に関して知見の整理を行うとともに,今後の研究課題を明らかにすることを目的に,スコーピングレビューを行った。

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