農業を基盤とした地域循環共生圏と 域学連携に関わるフィージビリティースタディー ── 環境教育・ESD(持続可能な開発のための教育)実践からの考察 ──

書誌事項

タイトル別名
  • 農業を基盤とした地域循環共生圏と域学連携に関わるフィージビリティースタディー : 環境教育・ESD(持続可能な開発のための教育)実践からの考察
  • ノウギョウ オ キバン ト シタ チイキ ジュンカン キョウセイケン ト イキガク レンケイ ニ カカワル フィージビリティースタディー : カンキョウ キョウイク ・ ESD(ジゾク カノウ ナ カイハツ ノ タメ ノ キョウイク)ジッセン カラ ノ コウサツ
  • A Feasibility Study on Regional Circular and Ecological Spheres based on Agriculture and Community-University Collaboration: Consideration from Environmental Education and ESD (Education for Sustainable Development) Practice

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抄録

筆者らは2016年度より学内農園の整備および農作物の栽培作業と、木部町の共同圃場を活用して木部町環境保全推進協議会との域学連携活動を環境教育・ESD 実践活動として実施している。本稿では筆者らが農作業をするに至った経緯を含め、2016年度から2020年度までの域学連携活動を振り返ると同時に、2021年度に実施した農業を基盤とした地域循環共生圏(ローカルSDGs)と域学連携活動の実現可能性について総括している。2020年度までは主として栽培したジャガイモを醸造委託して酢を製造してきた。2021年度はサトイモを栽培して酢を製造するだけではなく、コンポスターを設置して食品残渣を堆肥化することなどを計画していたが、コロナ禍による対応等により計画のいくつかは遂行することができなかった。しかし、農作物を地域の子ども食堂に提供する機会を得ることができ、農作物を地域に還元するという新たな域学連携の展開に至った。

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