京都府におけるネギアザミウマ(アザミウマ目:アザミウマ科)の生殖型に応じた殺虫剤の効果

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of insecticides on arrhenotokous and thelytokous types in onion thrips, Thrips tabaci lindeman, in Kyoto Prefecture, Japan
  • キョウトフ ニ オケル ネギアザミウマ(アザミウマモク : アザミウマカ)ノ セイショクガタ ニ オウジタ サッチュウザイ ノ コウカ

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抄録

2016年から2017年にかけて京都府内の合計13地点のネギ,キャベツおよびタマネギ栽培ほ場から採集したネギアザミウマ雌成虫に対する薬剤殺虫効果について生殖型別に調べた。ネギアザミウマ産雄系統に対して殺虫効果が高かった殺虫剤は,スピネトラム水和剤,スピノサド水和剤,アバメクチン乳剤,シアントラニリプロール水和剤,フルキサメタミド乳剤およびフロメトキン水和剤であった。産雌系統に対して殺虫効果が高かった殺虫剤は,シペルメトリン乳剤,イミダクロプリド水和剤,スピネトラム水和剤,スピノサド水和剤,アバメクチン乳剤,シアントラニリプロール水和剤,フルキサメタミド乳剤およびフロメトキン水和剤であり,産雌系統に対する殺虫効果は産雄系統よりも高かった。

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