飼養形態を考慮した北海道のホルスタイン種の体型形質と在群期間の関係

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タイトル別名
  • Relationships between type traits and herd life of Holstein cows in different dairy housing types in Japan
  • シヨウ ケイタイ オ コウリョ シタ ホッカイドウ ノ ホルスタインシュ ノ タイケイ ケイシツ ト ザイグン キカン ノ カンケイ

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抄録

本研究はタイストール(TS,126,492頭),フリーストール(FS,88,851頭)および放牧主体(GZ,3,989頭)において,ホルスタイン雌牛の体型形質と在群期間(HL)の関係を調査した。データは1993から2008年の間に初産分娩した雌牛の体型審査記録から初産次の体型6形質(肢蹄得率,胸の幅,鋭角性,乳房の懸垂,乳房の深さ,前乳頭の配置)であった。各飼養形態において,体型形質におけるHLの最小二乗平均値(LSM HL)を比較した。FSとTSの肢蹄得率が高いほどLSM HLは高かったが,GZの肢蹄得率が79以下のとき,LSM HLは一定の値を示した。すべての飼養形態において,乳房が浅いときおよび乳頭が中央に位置するとき,LSM HLは高かった。FSおよびTSにおけるLSM HLは,多くの形質で近似したが,GZにおいて低い肢蹄得率でHLに大きな影響を与えない点が他と異なった。

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