ブラウントラウトとイワナ間の自然交雑の方向性

書誌事項

タイトル別名
  • Direction of natural hybridization between brown trout (Salmo trutta) and white-spotted charr (Salvelinus leucomaenis)

抄録

1.ブラウントラウトが生息する2河川で採集された雑種とみられる個体について、MS-DNAマーカーによる親種判別、ミトコンドリアDNAのPCR-RFLP法による母種の判別を試みた。2.MS-DNAマーカー分析の結果、イワナとブラウントラウトを親種とする雑種であった。3.PCR-RFLP法の結果、ブラウントラウトを母種とするパターンとイワナを母種とするパターンの2つが存在し、水系により母種が異なることがわかった。ブラウントラウトを母種とする雑種は本研究が初報告である。

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