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抄録
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動物展示施設で飼育されている4歳齢、雌のアメリカバクが、清掃作業中に化繊布の雑巾を盗食し、糞便量が激減したことを主訴に酪農学園大学附属動物医療センターに往診を依頼した。現場で腹部超音波検査を実施したものの、腸閉塞を完全に否定する所見は得られず、翌日に本学動物医療センターに搬入した。胃内視鏡検査にて化繊布の端物のみ確認でき、大型異物は認められなかった。消化管閉塞を疑う臨床所見も認められず、検査日朝の糞便から化繊布の細片が検出されたことから、化繊布は溶解し糞便中に排出されたと結論づけた。
収録刊行物
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- 北海道獣医師会雑誌
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北海道獣医師会雑誌 65 (4), 91-94, 2021-04
北海道獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050577043859969664
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- HANDLE
- 10659/00007421
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB